3月6日、CXOを取り巻くジオポリティカルマターに焦点をあてたカンファレンス「Deloitte Tohmatsu Insights Forum~グローバル戦略に不可欠なジオポリティカルインサイト~」が開催され、当研究所より、Deloitte Insightsのジャパンリーダーも務める國分俊史所長、羽生田慶介副所長、ブラッド・グロッサーマン客員教授が登壇いたしました。

カンファレンスでは、世界情勢の不安定化が長期トレンドとなった今日、中露および今後はアメリカも能動的に展開することが予想されるeconomic statecraftへの理解と、それを経営戦略に織り込んでいくことが企業にとって不可欠な状況を踏まえ、国内外より招かれた専門家とともに、今後のグローバル戦略を成功に導くためのインサイトについて議論されました。economic statecraftが激化する時代に、ルール形成戦略をどのように展開すべきかは当面の重要課題となりそうです。

【当日登壇の専門家(一部)】
・パラグ・カンナ氏(世界的ベストセラー『「接続性」の地政学』の著者でグローバル・ストラテジスト)
・マイケル・グリーン氏(戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長(アジア)兼ジャパン・チェアー)
・ゴードン・フレーク氏(オーストラリア大学パースU.S.アジアセンター執行役員)
・田中 繁広氏(経済産業省 通商政策局 局長)
・角南 篤氏(政策研究大学院大学 副学長)