当研究所の國分俊史所長と渡辺秀明客員教授が委員および事務局長を務めた「技術安全保障研究会」(座長:玉井克哉 東京大学教授)による提言がまとまりましたので公開いたします。
提言書は左のリンク(モバイルの方は画面下部)よりダウンロードできます。
デジタル時代に移行しつつある現在、AI、アナリティクス、ブロックチェーン、自動運転をはじめとする民間市場でのデジタル技術競争が産業競争力のみならず国家の安全保障環境にも大きな影響を与え始めています。そこで、技術保護政策のあり方を見直し、少なくとも「諸外国並み」の技術安全保障体制の構築が急務であるという問題意識から、産官学の技術安全保障を熟知する専門家により本研究会が構成され、議論が重ねられました。
「国・企業・個人における多角的なセキュリティレベルの向上」「技術流出防止体制の整備」「技術保護を実現する体系的な法整備」といった観点から10の提言を行っています。