4月11日(木)と12(金)にルール形成戦略研究所(CRS)とホノルルベースのシンクタンクであるパシフィックフォーラムと共催で「Northeast Asia Regional Young Leaders Security Symposium」を開催致しました。
米国・中国・韓国・ニュージーランド・オーストラリア・日本から若手研究者・実務者を招聘し、本件研究所(CRS)からは国内外で活動されているブラッド・グロッサーマン副所長と井形彬教授がモデレーターとして、北東アジアにおける安全保障について活発な議論を行いました。
議題は概ね、以下のような流れで行いました。
1. 参加各国ごとに北東アジアにおける地政学的脅威やポジショニングについて議論を重ね認識を共有。
2. 有事の際に有効となる各国の連携方法や課題の明確化に向けてTTX(卓上演習)を実施。
3.TTXの結果を受け全参加国で共同声明を起案。現場でのマルチな調整会議の疑似体験を通じて、効果的な平和・安定のためには国家間の調整・協力は必要不可欠であり、調整手順や共同声明などを起筆する際の言語の共通言語化や国家相互の能力把握が重要であるとの認識を共有。