9月10日10:00より、シドニー大学米国研究センターのアシュリー・タウンシェンド氏とのバーチャルセミナー「オーストラリアから考える、新しい安全保障思想」を開催します。
オーストラリアの安全保障政策の変化の意味と意義、そしてそれが日本と地域に与える潜在的な影響を探るために、本対談にご参加ください。
■日時
2020年9月10日 10:00(日本時間)
同日11:00 (オーストラリア時間)
9月9日 21:00 (ワシントンDC時間)
■タイトル
Understanding New Security Thinking in Australia
■言語
英語
■セミナー形式
オンライン
■概要
7 月 1 日、オーストラリア政府は「2020 年国防戦略アップデート」と「2020 年戦力構造計画」を発表した。国防総省が「新たな戦略政策の枠組み」と呼ぶこれらの文書は、2016 年の国防白書に基づいており、オーストラリアの戦略的思考の分水嶺となっている。この更新は、地域の安全保障環境に深刻な変化があったため、新たに出現する脅威に対処するための時間的猶予が無くなってきているとの認識に基づくものである。
8月には、オーストラリアと米国は定例の閣僚級会合「AUSMIN」を開催した。この会合でオーストラリアは、インド太平洋地域の広範なアジェンダに取り組む用意があることを表明し、その先頭に立つことを表明した。近年、日本とオーストラリアの関係は緊密化しており、両国政府は相手を安全保障上の重要なパートナーと見なすようになっている。
■スピーカーについて
アシュリー・タウンシェンド氏は、シドニー大学米国研究センターの外交政策・国防部長。国際安全保障と戦略問題を中心に、地域の同盟とパートナーシップ、海洋安全保障、防衛政策、米国、中国、オーストラリアの戦略など、インド太平洋地域に焦点を当てて活動している。
■共同ホスト(順不同)
国際アジア研究会議(ICAS)副ディレクター
テンプル大学(日本)
ロバート・デュジャリック
多摩大学ルール形成戦略研究所(CRS)客員教授
パシフィック・フォーラム上級顧問
ブラッド・グロッサーマン
多摩大学ルール形成戦略研究所(CRS)事務局長
井形彬