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発行者: CRS細胞農業研究会事務局広報委員会
 


2021/06/21
 

CRS細胞農業研究会ニュースレター
 
 

 

広報委員長
 
 

 

客員研究員
 
 
 

| 目次
 

 
 
 ハイライト
 
 

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2020/06/14

細胞農業議連設立に向けた勉強会にて、細胞農業研究会が登壇・ビジネス面・技術面について講演をさせていただきました
 
 
 
 
 
 

サマリー

  • 自民党の議員様、関係省庁、メディア向けに、下記3名・発表内容にて講演を実施
  1. 多摩大学細胞農業研究会事務局広報委員長 吉富愛望アビガイル「細胞農業産業振興の意義と可能性」
  2. 東京女子医科大学教授・先端生命医科学研究所所長 清水様「細胞から食料を創る~ムリ・ムダの無い持続可能かつ健康的な食料生産~」
  3. インテグリカルチャー株式会社 取締役CTO 川島様「細胞農業イニシアチブ」
 

コメント:
日経新聞にて「自民、培養肉の安全基準議論 実用化の議連発足へ」と取り上げられました。
今後とも研究会の方々と主に多くのプレイヤーを巻き込んで細胞農業振興に貢献したい所存です。
 
 
 
資金調達環境
 
 

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2021/06/14

2020年細胞培養食品業界の主な業務提携ハイライト
 
 
 
 
 
 

サマリー

  • Good Food Instituteが発表した2020年の細胞培養食品業界の動向レポートから、注目の業務提携ハイライトを抜粋する。
  • 日本のインテグリカルチャー社と、シンガポールのShiok Meats社が「エビ細胞培養肉」の開発に向けた業務提携を2020年7月に発表。細胞培養食品メーカー同士の業務提携はこれが世界初の事例となった。
  • イスラエルのAleph Farms社と、アメリカのエンジニアリング会社・Black Veatch社との業務提携。両社は、細胞培養肉の製造工程における温室効果ガス排出ゼロに向けた協業を行う。
  • ロシアのバイオプリンティング企業・3DBioprinting Solutions社と、大手ファストチェーン・KFCのロシア部門との業務提携。両社は3Dバイオプリンターで生産したチキンナゲットの開発を進めており、ファストフードチェーンと細胞培養食品メーカーの提携はこれが初めて。
  • 日清食品ホールディングスと東京大学との業務提携。この業務提携では、現在サイコロ状の培養牛肉の開発を進めており、将来的には日清食品が販売するカップヌードルへの実用化が期待されている。
 

コメント:
  • 今回取り上げた業務提携のうち、3D Bioprinting Solutions社とロシアKFC、日清食品と東大の2つは既存の大手食品企業と培養食品スタートアップという組み合わせの業務提携。今後も食品メーカーと培養食品スタートアップとの連携が広がるのか、注目である。
 
 
 
ビジネス環境
 
 

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2021/06/14

2020年細胞培養食品業界の主な商品化に向けた動向ハイライト
 
 
 
 
 
 

サマリー

  • Good Food Instituteが発表した2020年の細胞培養食品業界の動向レポートから、注目の商品化に向けた動向ハイライトを抜粋する。
  • 12月、Eat Just社がシンガポール国内で培養鶏肉の販売を開始。
  • 12月、イスラエルのAleph Farms社の製造拠点を、イスラエルのネタニヤフ首相が訪問。同社が開発した培養牛肉を試食。
  • 11月、イスラエルのSuperMeat社が培養鶏肉を無償で提供するレストラン「The Chicken」をオープン。
  • 培養魚介類の製品発表も相次いだ。アメリカのWildtype社は培養サーモン(生食用)を、シンガポールのShiok Meats社は培養ロブスターを発表した。
 

コメント:
  • 前回のニュースレターで取り上げたUPSIDE Foods社は今年中の米国での培養鶏肉の販売を目指しており、Eat Just社に続くメーカーが今年中にどれだけ登場するかに注目が集まる。
 
 
 

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2021/06/14

2020年細胞培養食品業界の主な新規参入ハイライト
 
 
 
 
 
 

サマリー

  • Good Food Instituteが発表した2020年の細胞培養食品業界の動向レポートから、注目の新規参入ハイライトを抜粋する。
  • 米科学用品大手のThermo Fisherと米大手化学メーカーの3Mが、培養肉開発に向けた業務提携を発表。大手メーカー同士が共同で培養食品業界に参入することとなった。
  • 日本のダイバースファーム株式会社(Diverse Farm)が業界初のジョイントベンチャーとして創業。同社は再生医療ベンチャーと懐石料理店のジョイントベンチャーとして設立した。
  • アフリカでも培養肉メーカーが2社誕生した。どちらも南アフリカに拠点を置く、Mzansi Meat社(ケープタウン)、Mogale Meat社(プレトリア)で、アフリカでは初の培養肉メーカーとなった。
 

コメント:
  • これまで培養肉メーカーが開発した商品の試験提供としてレストランなどと提携する例はあったものの、日本のダイバースファームのように創業の時点からメーカーとレストランが提携する例は初めてと思われる。レストランの持つ調理に関するノウハウが培養肉開発にどう影響するのか、注目である。
 
 




















 
 最後に
 


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