多摩大学ルール形成戦略研究所(CRS)はICAS, Temple University (Institute of Contemporary Asian Studies, Temple University)と共同で、10月7日にオンライン講演会「我々が知る自民党の終焉」を開催いたします。
【日時】
2021年10月7日 9:30 – 11:00 (日本時間)
アメリカワシントン時間6日午後8時半開始、カリフォルニア午後5時半開始
【場所】
Zoomによるリモート開催
https://temple.zoom.us/j/93737767002
Meeting ID: 937 3776 7002
【使用言語】
英語(同時通訳なし)
【概要】
半年前の時点では、今回の自民党総裁選はあまり想像力を掻き立てられるトピックではなかった。細田派、麻生派、二階派の三大派閥により雁字搦めされている党首選出プロセスからの脱却は促せるのか。二人の総理大臣の元で連続して影響力を発揮し続けた二階俊博幹事長に策略で勝てる人はいるのだろうか。
しかし、2021年の夏になると、いくつかの要因が党内勢力図の変化のきっかけとなった。派閥のリーダーや党の幹部は、かつての部下がナラティブと主導権を握り突っ走ったことにあきれ果てていた。候補者の半数が女性という前代未聞の事態も、自民党の「仕組み」に関する多くの前提が覆されたことで、ほとんど気にならなくなったと言えよう。
今回の総選挙で私たちは何を学んだのでしょうか?マイケル・キュセック氏の見解と、現代の自民党に関する今後の研究の方向性を議論します。
【スピーカー】
マイケル・チュチェック(Michael Cucek):テンプル大学ジャパンキャンパス アジア研究学科助教授。コンサルタント会社Langley Esquireの上級顧問であり、独立した政治コンサルタントでもある。テンプル大学ジャパンキャンパス政治学非常勤講師、早稲田大学社会科学部非常勤講師、上智大学リベラルアーツ学部非常勤講師を経て現職。また、日本の多国籍企業や政府関連機関を対象とした戦略的ビジネスコンサルティング会社である岡本アソシエイツ社のシニアリサーチアナリストや、朝日放送のリサーチアソシエイトを歴任。
専門は、日本と東アジアの近隣諸国との外交関係、東アジアの歴史、日本の政治、米国のアジア政策、人種とレイシズムの歴史、国際協力・貿易・開発。
スタンフォード大学を卒業し、カリフォルニア大学サンタバーバラ校とコロンビア大学の大学院で学んだ後、1994年から東京に在住。
顔写真はチュチェック氏のツイッターから引用: https://twitter.com/MichaelTCucek?s=20
【参加登録】
参加ご希望の方は、以下宛にご一報いただければ幸いです。(必須ではありません)
icas@tuj.temple.edu
当日は以下のリンクからZoomにご参加いただけます。
https://temple.zoom.us/j/93737767002
Meeting ID: 937 3776 7002