多摩大学 ルール形成戦略研究所(所長 國分俊史)は、同研究所客員教授に前防衛装備庁長官の渡辺秀明氏が就任したことをお知らせいたします。
渡辺氏は、1979年に防衛庁(当時)入庁後、一貫して国防を支える科学技術の研究開発に従事した経歴を有しています。渡辺氏の就任により、当研究所は、ますます重要性が高まるデュアルユース技術政策に関する世界のルール形成などを中心に、当研究所が注力している安全保障経済政策を起点としたルール形成戦略について研究活動やナレッジの発信をさらに強化していく方針です。
■渡辺 秀明(わたなべ ひであき)氏 略歴
前防衛装備庁長官(初代)、工学博士
慶應義塾大学大学院理工学研究科修士課程修了後、1979年防衛庁(当時)に入庁。技術研究本部総務部長、技術監、技術研究本部長を務めた後、2015年9月、防衛装備庁の初代長官に就任。防衛装備品の開発から取得、管理まで全て担う組織のトップとしてデュアルユース技術研究を推進。2017年7月退官。
■ルール形成戦略研究所について
2016年6月に多摩大学 研究開発機構に創設された「ルール形成戦略」を専門とする日本で初めての総合シンクタンク。2017年4月から多摩大学大学院においてMBAルール形成戦略(Rule-Making Strategy Professional)コースを開始し、社会を変革するイノベーターの創出を目指す。