2023年12月27日、当研究所の國分俊史所長等の共著『経済安全保障の深層 課題克服の12の論点』が出版されました。
本書の帯には「戦後日本のタブーを超えて、リアルな課題を的確に解説」と記載されています。敗戦後、日本では、経済と軍事が完全に遮断されてきました。まさに、我が国では、経済と軍事をリンクさせることはタブーだったのです。しかし、近年盛んに議論されている経済安全保障の問題は、否が応でもこの遮断の克服を迫ってきています。
本書は、防衛省、防衛装備庁、経済産業省、警察庁、公安調査庁、さらには、防衛産業、商社と幅広い背景の12名の専門家により執筆されています。軍事、宇宙、技術流出規制、防衛産業育成、武器輸出、秘密特許、学術界との関係、サイバー、インテリジェンス、米国の動向など、多角的に経済安全保障問題を捉え、改革を提言しています。
國分教授は、第2章の「経済安保のキーワードはデリスキングとリマニュファクチャリング」を担当しています。

詳しい目次などは、以下のリンク先からご連に慣れます。
https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/12/04/01135/