SPEAKER

エイク・フライマン

オックスフォード大学博士学候補生

多摩大学ルール形成戦略研究所(CRS)、テンプル大学現代アジア研究所(ICAS)、横須賀アジア太平洋研究会議(YCAPS)が共同で開催するZoomセッション「One Belt One Road Chinese Power Meets the World(一帯一路 中国のパワーが世界と出会う)」をご案内します。

【日時】2020年11月18日16:00-17:30
【題目】「One Belt One Road Chinese Power Meets the World(一帯一路 中国のパワーが世界と出会う)」
【スピーカー】エイク・フライマン(Eyck Freymann)
【使用言語】英語(同時通訳なし)
【セミナー形式】Zoom

【概要】

オックスフォード大学で中国研究の博士号候補生であるエイク・フライマンによる新著『One Belt One Road, Chinese Power Meets the World』(ハーバード大学出版局)について話してもらいます。

本書の概要は以下の通りです。


スリランカからギリシャの造船所まで、エイク・フライマンは中国の「一帯一路」構想の内側に読者を連れて行く。
彼は、「一帯一路」は中央集権的で体系的な政策ではないと主張する。むしろ、「一帯一路」は大部分が志願的で、時にはその場しのぎのキャンペーンであり、中国に古くから伝わる恩着せがましさと貢ぎ物のモデルを輸出するためのものであるとする。

中国の内部では、プロパガンダは習近平国家主席が国家の失われた帝国の栄光を回復する姿を描いている。海外では、中国は大規模な投資を行い、地元の政治家や政党との関係を構築し、その戦略が功を奏しているといえる。
フライマン氏は、5カ国語の一次資料・多数のインタビュー・現場での事例研究をもとに、中国は被害者を食い物にするよりも、喜んでパートナーを引き寄せることに成功していることが多いことを示している。

エイク・フライマン氏はオックスフォード大学で中国研究の博士号候補生。ハーバード大学のグレアム・アリソン氏、フーバー研究所のナイアル・ファーガソン氏、カーネギー国際平和基金のポール・ヘーンレ氏、清華大学の史志钦氏の研究助手を務めた経験があります。


【参加登録】

お申し込みはこちらから
お申込み〆切:2020年11月13日(日本時間)

【共同ホスト】

テンプル大学ジャパンキャンパス
ICAS共同ディレクター
ロバート・デュジャリック

多摩大学ルール形成戦略研究客員教授、パシフィック・フォーラム上級顧問
ブラッド・グロッサーマン

多摩大学ルール形成戦略研究所
事務局長・客員教授
井形彬

横須賀アジア太平洋研究会議
常務取締役
ジョン・ブラッドフォード

×

×