当研究所の副所長を務めるブラッド・グロッサーマンが「G20 大阪サミットがDATA FREE FLOW WITH TRUSTの実現に果たす役割」についての記事をAsian Reviewに掲載しました。

安倍晋三首相は2019年1月のダボス会議において、個人情報など機微な情報については「慎重な保護の下に置かれるべき」とした一方、「非個人的で匿名のデータ」については、各産業や社会全体の発展に貢献し得るものとして、「自由に行き来させ、国境などを意識させないように」させなくてはならない、と発言しました。これを実現させるために、信頼に裏付けられたデータ移動が行えるような、DATA FREE FLOW WITH TRUSTDFFT)の体制をつくり上げることが重要だと述べています。

米国・中国・欧州連合など世界各国によって異なる政策視座で語られることが多いデジタル分野の国際ルール化において日本開催のG20 大阪サミットが、DFFT構想にどのような弾みをつけ得るのか意見を寄せています。

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https://asia.nikkei.com/Opinion/G-20-can-harness-data-flow-by-backing-Abe-push-for-digital-rules