ルール形成戦略研究所、「介護ロボットの導入効果を最大化するルール形成研究会」を発足
業界横断で日本の介護ロボットの技術開発と普及を促進
多摩大学 ルール形成戦略研究所(所長 國分俊史)は、2016年12月6日付で「介護ロボットの導入効果を最大化するルール形成研究会」を創設します。本研究会は、高齢者の更なる増加によって加速する介護分野の人材不足の深刻化を視野に入れ、介護の質と生産性の向上につながる介護ロボットの技術開発と実装・普及を大幅に促進することを目的に、求められる開発要件や現実的なコスト規模感、促進に向けた制度・政策のあり方について、現場目線を取り入れながら業界横断的に検討し、具体的な政策提言を行います。座長には、衆議院議員、自民党IT戦略特命委員会事務局長で、同研究所の客員教授も務める、福田峰之 氏が就任します。
本研究会は、12月6日に初回会合を開催し、当面の活動目標として、以下のテーマに関して集中的に検討を進め、政府に提言を実施することを目指しています。
1.介護サービスの質と生産性の向上につながる介護ロボットの開発要件
・介護ロボット導入により業務改善可能な作業・工程および改善要望
・介護ロボット導入において求められるコスト規模感
2.介護ロボットの実装・普及の促進に向けて求められる制度・政策のあり方
本研究会の事務局は、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社が担当します。設立時の参加企業・法人はセントケア・ホールディング株式会社、株式会社ユニマットリタイアメント・コミュニティ、株式会社レオパレス21、SOMPOホールディングス株式会社、社会福祉法人伸こう福祉会、社会福祉法人善光会を含む計7社です。今後段階的に、介護ロボット開発事業者、官公庁などからの参加を募る予定です。