当研究所の福田峰之客員教授が、2024年1月17日にマカイラ主催の「CSRの次はCPR!?~透明で責任あるロビー活動のあるべき姿とは?~」にシンポジウムのパネラーとして登壇しました。
CPRとは、Corporate political Responsibility(企業の政治的責任)の略語で、欧米では関心が高まっている概念です。ロビー活動をはじめとする企業の政治活動の透明性を高め、政治活動やその目的を開示すること、サステナビリティ目標と政治活動を一致させること、サステナビリティを実現するための政策を競争上不利にならずに後押しすることなど、政治・政府との責任ある関わり方がCPRとされています。
当日は、企業ロビー監視の仕組みを開発した欧州NGOの代表・アルベルト・アルマノ氏が、自身が代表を務めるNGOの活動を紹介。市民の政治参画の民主化のツールとしてロビー活動を進めることが重要と強調しました。シンポジウムでは、福田客員教授らが透明で責任あるロビー活動はどうあるべきかについて議論を交わしました。
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