SPEAKER

後藤志保子

ウッドロー・ウィルソン・センター アジアプログラム地球経済学担当副ディレクター

トバイアス・S・ハリス

Teneo社 副社長

【日時】2021年6月15日10:30-12:00(日本時間)
2021年6月14日21:30-23:00 (ワシントンD.C.時間)
【題目】「米中対決の時代の日本」Japan in the Age of Sino-American Confrontation
【スピーカー】後藤志保子氏、トバイアス・S・ハリス氏
【司会】ロバート・デュジャリック、井形彬
【使用言語】英語(同時通訳なし)
【セミナー形式】公開

【概要】
東京は長年にわたり、米国が、アジアの同盟国やパートナーを中国の進出から守ることに積極的になりすぎることを危惧し、中国をより批判的にとらえるよう求めてきました。 しかし、米国が中国に対してより積極的な姿勢を見せている今、日本は中国との深い経済的関係が米国との同盟関係と合わなくなっていくというリスクに直面しています。
そこで今回は、ウィルソン・センターの後藤志保子氏(記事「Japanese PM Suga’s Visit Repositions U.S. Asia Strategy 」参照)と、センター・フォー・アメリカン・プログレスのトバイアス・ハリス氏(記事「The Surprising Strength of Chinese-Japanese Ties」参照)をお招きし、ディスカッションと質疑応答を行います。

【講演者】
後藤志保子氏は、ウッドロー・ウィルソン・センターのアジアプログラムの地球経済学担当副ディレクター、兼、北東アジア担当シニアアソシエイトです。アジアの貿易関係や経済問題を専門とし、日本、韓国、台湾の動向にも注目しています。また、「The Globalist」の寄稿編集者であり、2014年から2016年までマンスフィールド財団/国際交流基金の「日米未来ネットワーク」のフェローを務めています。ウィルソン・センターに入社する前は、ジャーナリストとして、10年以上にわたりアジア市場を中心とした国際政治経済について執筆活動を行ってきました。ダウ・ジョーンズ・ニュース・サービスとユナイテッド・プレス・インターナショナルの特派員として、東京とワシントンに拠点を置き、世界の金融システムや国際貿易に影響を与える政策について幅広く報道してきました。現在、多くの報道機関に分析を提供している。また、世界銀行のドナー国担当官を務めたこともある。フリーマン財団のジェファーソン・ジャーナリズム・フェローシップ(東西センター)、ジョン・S・アンド・ジェームズ・L・ナイト財団のジャーナリズム・フェローシップ(ザルツブルグ・グローバル・セミナー)を受賞。日本語とフランス語に堪能です。早稲田大学大学院政治学研究科で国際政治理論の修士号を、オックスフォード大学トリニティ・カレッジ(英国)で現代史の学士号を取得しています。
https://www.wilsoncenter.org/person/shihoko-goto

トバイアス・S・ハリス氏は、政治リスクコンサルタント会社「Teneo」副社長。専門は日本と東アジアです。2006-07年、浅尾慶一郎(当時の民主党・参議院議員)事務所で勤務。ブログ「Observing Japan」を運営し、主要な出版物やテレビ・ラジオ番組で日本の政治についてコメントしています。また、MITや東京大学大学院などで研究活動経験があります。2014-20年、笹川平和財団米国の研究員として、日本の政治経済の研究や世論調査の分析を行っています。
http://www.observingjapan.com

【司会】
ロバート・デュジャリック氏は、テンプル大学現代アジア研究所(東京)の共同所長です。ニューヨーク・東京・ロンドンの金融機関やワシントンのシンクタンクで働いた後、2004年に外交問題評議会(日立)の国際関係フェローとして東京に移りました。フェローの間、経済産業省の経済産業研究所に駐在した後、日本国際問題研究所(東京)に客員研究員として赴任(2005-7年)。2007年にTUJに着任しました。ハーバード大学卒業、エール大学でMBAを取得。
https://www.tuj.ac.jp/icas/the-institute/staff/dujarric/

【参加登録】
参加ご希望の方は、icas@tuj.temple.edu までご連絡ください。
登録は必須ではありませんが、推奨されております。

【Zoomリンク】
https://temple.zoom.us/j/95306448436
Meeting ID: 953 0644 8436

本イベントは、ICASと弊所CRSの共同開催です。

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