ルール形成戦略研究所(以下 CRS)は、トヨタ自動車株式会社(以下トヨタ)、本田技研工業株式会社(以下 Honda)、EY Japan、長州産業株式会社、ユニファイド・サービス株式会社と共同で、12 月 4 日・5 日に開催されたアイルランドの世界的ロックバンド U2 の来日公演「ヨシュア・トゥリー・ツアー2019」において、再生可能エネルギー由来水素の電気を U2 演奏の電源として供給しました。

長野県が運用する水素ステーション(長州産業製 SHiPS)と、福島復興事業として取り組まれている「ふくしまハイドロサプライ」より再生可能エネルギーから生成された水素を燃料電池車へ充填し、コンサート会場では、燃料電池車から外部給電器を介して取り出した CO2 フリーの高品質な電気を U2 メンバーの楽器、アンプなどの機材に供給し、より良い音づくりに貢献しました。

CRS 客員研究員の SUGIZO(日本のロックバンド LUNA SEA 及び X-JAPAN のギタリスト)は「世界的な影響力を持つ U2 が水素コンサートを実行し、世界に情報発信することで、水素技術を活用したコンサートが世界に拡がることを期待します。また、この注目すべきプロジェクトが水素利活用に多様性をもたらすきっかけを世界に与え、世界規模で低炭素社会の実現が前倒しされていくことを期待します。」と語っています。SUGIZO は自身が所有する燃料電池車トヨタ Mirai と可搬型外部給電器 Honda Power Exporter 9000 を提供しました。

再生可能エネルギー由来水素と燃料電池車と外部給電器による電源供給については、CRS と EY Japan が日本での実績を踏まえて提案し、U2 が趣旨に賛同、快諾したことで実現しました。トヨタ、Honda、長州産業、ユニファイド・サービスは、再生可能エネルギー由来水素(長州産業製 SHiPS、ふくしまハイドロサプライ)、燃料電池車(トヨタ Mirai)、可搬型外部給電器(Honda Power Exporter 9000)を提供しました。

U2のプレスリリースはこちら:https://www.u2.com/news/title/hydrogen-powered-rocknroll/news/

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