AAAIoT/ IIoT時代のサイバーセキュリティ対策を考える―国と企業の役割とは―

2017年10月03日

CRSと米国大使館の共催で、日米のサイバーセキュリティに関するセミナーを開催しました。

セミナータイトル
・IoT/ IIoT時代のサイバーセキュリティ対策を考える―国と企業の役割とは―

スピーカー
【米国】
メリッサ・ハザウェイ(Melissa Hathaway):ブッシュ・オバマ政権のNSCサイバー担当、現在ハーバード大学ケネディ・スクール上級アドバイザー
エミリー・J・ヒックス(Emily J. Hicks):在日米国大使館経済担当官
【日本】
西尾素己(Motoki Nishio):CRS客員研究員

モデレーター
井形彬(Akira Igata):CRS客員教授

概要
世界の情報通信技術(ICT)はますます発展し、2017年だけでもその金額は3.5兆ドル(約390兆円)にのぼると言われています。この上昇はインターネット経由のデバイス、いわゆるIoT (Internet of Things/モノのインターネット)やIIoT (Industrial IoT/インダストリアルIoT)の爆発的増加によるもので、家電や医療機器など身近なものも多くあります。IoT/ IIoT市場の拡大は留まるところを知りません。すでに2008年には世界の人口を突破、2020年には300億個に達し、少なくとも8兆ドル(約891兆円)の収入が見込まれる、今や世界経済を牽引する分野となっているのです。

その反面、これらネットワークデバイスを標的とするサイバー攻撃の数も年々増え続けています。その大きな要因として、過去25年間、モノの開発サイクルが急速に進み、市場への早期導入を優先してしまうことにより、モノのセキュリティ対策や脆弱性の修正が十分に行われていない現状があります。今ではデータの漏洩、セキュリティ犯罪、システムの不具合、財産損害などが当たり前になってしまっているのです。

さらに、世界では近年、原子力発電所や病院、金融システムや水処理施設、交通網や政府機関等に対するサイバー攻撃事例が増加しています。これら重要インフラが正常に機能しなくなることは国民生活への直接的な脅威となるため、サイバーセキュリティを安全保障の側面からも本格的に捉える必要が生じています。

本パネルディスカッションでは、サイバーセキュリティの専門家を迎えて、市場経済の安全性や国民生活の安全保障を守るために企業や国はどのような役目を果たすべきなのか、情報の共有など協力体制の構築や、社会的責務のあり方などについてお話いたします。皆様のご参加お待ちしております。(日英同時通訳あり)

米国大使館のイベント情報:https://americancenterjapan.com/event/201710035483/

AAAWall Street Journalに井形客員教授のコメントが掲載されました

2017年10月20日

Wall Street Journalに当研究所 井形彬客員教授によるコメントが掲載されました。

第48回衆議院議員総選挙における北朝鮮問題の位置付けについてコメントしています。

Alastair Gale. “Japan’s Abe Parlays North Korean Threat Into Favored Electoral Victory.” The Wall Street Journal, October 20, 2017.

https://www.wsj.com/articles/japans-abe-parlays-north-korean-threat-into-favored-electoral-victory-1508491800

AAAThe Economist主催ジャパン・サミットにBrad Glosserman客員教授が登壇

2017年10月26日

The Economist主催ジャパン・サミット2017が10月26日ホテルオークラ東京にて開催されました。

当研究所 客員教授のBrad Glosserman(ブラッド・グロッサーマン)が基調対談「“ストロングマン”時代の日本外交」に登壇しました。

AAAFujitsu Insight 2017にルール形成戦略研究所所長 國分俊史が登壇

2017年10月25日

10月25日(水)にベルサール東京日本橋にて開催されたFujitsu Insight 2017にて、当研究所所長國分俊史が「セキュリティ部門に求められる国際ルール動向の理解力~北米とEUで不可欠となるサイバーセキュリティの技術標準対応」と題した講演を行いました。

AAACyber3 Conference Tokyo 2017にルール形成戦略研究所所長 國分俊史が登壇

2017年10月05日

10月5~6日に開催の日本経済新聞社、日経BP社主催のCyber3 Conference Tokyo 2017のDAY1のプログラムにルール形成戦略研究所所長 國分俊史が登壇しました。

セッション「日本が目指すべき戦略的エコシステムとは~人材育成・技術開発・ルール形成の循環を考える~」おいて、パネリスト登壇し、「サイバーセキュリティの技術レベルでの政府調達基準作りと国際標準形成への対応の必要性」について講演しました。

(写真左から:日経BP総研 イノベーションICT研究所 所長 桔梗原富夫氏、國分俊史、情報セキュリティ大学院大学 学長 後藤厚宏氏、富士通株式会社 エバンジェリスト 太田大州氏)


Deprecated: ファイル sidebar.php のないテーマ は、バージョン 3.0.0 から非推奨になり、代替手段がなくなりました。 sidebar.php テンプレートをテーマに含めてください。 in /home/crs-japan/www/wp/wp-includes/functions.php on line 6031